人材育成と今一歩のサイケサウンド


「怒られて育つ人」と「褒められて育つ人」っていますよね。
俺は圧倒的に前者として育てられてきた人間です。
自分にとってその方が良いと信じてきました。
(その分、人を怒るのは苦手です)
が、粗を探すように怒られ出して、価値観が変わりそうです。


さて、久々にCDを借りました。
THE MUSICのWELCOME TO THE NORTHです。
前作THE MUSIC EP(デビュー・ミニ・アルバム)は買って聴いてたのですが、
今回は(といっても発売から結構経ってますが)ちょっと試聴しただけでした。
大物プロデューサー、ブレンダンを迎えて作られたみたいで、
音作りはかなり聴き易くてキャッチーですが、
前の粗削り感と相乗効果を起こしていた、
ダンサブルでぐるぐるサイケな雰囲気が弱まってる気がしました。
ロディックな感じや演奏の手数や幅広さは上がっているけど、
このバンドの最大の魅力が半減してる気がします。
ロディアスな音も好きだけど、そうゆう気分じゃなかったのです。
爆音でトリップしたかった。


決して駄盤ではないです。かっこいいです。
でも、このバンドの一番のいい所が弱くなってるのは残念。
まぁ、賛否両論ですな。
最近の洋楽でお気に入りマーズ・ヴォルタでも聴いて寝ます。