同情の事後処理と最大のジレンマ

バイトでお客さんに、
「ちょっと早くしてよ!」
とクレームされたのですが、
「この兄ちゃんは一人で何人も相手して大変なんだよ!」
と他のお客さんにかばわれました。
嬉しいのですが、逆にクレームした方へのフォローに困りました。
新しいスニーカーで靴擦れして非常に走りづらいです。


店長からマリリン・モンローのポストカードを頂きました。
NYに出張していたらしいです。
「いろんなブランドの店を見てきましたが、
 商品もディスプレイも店の内装もBGMも店員のファッションセンスも、
 うちは劣っている事を痛感しました」
とおっしゃられていました。
商品やセンスが劣っているのは当たり前として、
(同僚や上層部の皆さんごめんなさい)
やはり俺が気になることはBGMです。


うちの店内BGMは有線放送なのですが、
実は意外といいセンスしてます。
(あくまで有線が、ではありますが)
なかなかマニアックなクラブMIXコンピの曲や、
北欧系のDJのハウス、ボサノヴァ等も流れています。
FPMやFree TEMPOとかも混じっていて、
日本人DJの有名どころも抑えています。
商品整理とか品出し中、たまに「おっ」となります。
(決して仕事せずに音楽ばっか聴いてるわけではないです。
忙しいのでたまに耳に入ってくる程度です)
ただ、うちの店内の、
雑多な商品ラインナップと雑然とした雰囲気に合わないだけなのです。


店長がこういう部分を良くしようと考えていることは、
非常に好感を抱けるのですが、
それを高いレベルで実現させるには根本からの改善と時間が必要です。
現状のやり方でここまで売上を高めているのですから。
うちの会社はこの激しいジレンマに葛藤しているのです。
客層・商品とイメージ・ブランド性のぶつかり合い。


最大にして一番難しい課題です。